BARDの通信手段

BARDでは、平時はもちろん、災害時に備えて様々な活動を行っています。

  1. 防災訓練
     2023年4月にCOVID19感染症対応指針が緩和されました。地域防災訓練など集合訓練に参加しています。訓練会場で展示運用や公開運用を行ったり、フリー無線の避難所活用をご紹介しています。
     通常は文京区、東京都、消防署などの実施する総合防災訓練や地域防災訓練に参加します。一部の会員は、東京消防庁防災ボランティアに参加しています。防災士や救命講習など関連資格取得を目指す会員もいます。
  2. 町内会等への技術支援
     首都圏での過酷災害時は、公衆電話網や携帯電話網の通信障害が予想されます。自治体の整備している防災無線の利用は区職員に限られます。このような状況に備えて、町内会単位で避難所ボランティア間の連絡に有用なデジタル簡易無線機の導入が始まっています。私共は、この無線機の更新体験会や、災害時通信を想定した無線機操作、そして通信文の例文ご紹介など、実践的な無線活用ノウハウをお知らせしています。
  3. D-STAR
     D-STAR(Digital Voice)レピーター文京430を維持運用し、文京区内の通信確保を図っています。加えて、dmonitorはもちろん、NoraGateway網やPeanut網と接続するなど、趣味としての無線利用をより手軽に体験できる方策を常に試行しています。文京区に震度4以上の揺れがあったとき、文京430で被害情報伝達を行います。
  4. 144MHz帯、FM
     文京区の地理条件や、無線機の入手性、4アマでの運用を考慮し144.800MHzのFMを非常時連絡設定周波数としております。最近は430MHz帯での連絡設定を主としているので、アクティビティは低めです。
    発災時に使用されているときは、下にダウンします。
    144.78→ 144.76→ 144.74
  5. ロールコール
     会員持ち回りキー局を担当するロールコールを行うなどして、グループ交信技能の維持訓練を行います。併せて、区内相互間の電波伝搬状況把握を行います。
  6. 青少年育成
     小中高校生や大学生の個人や団体に対して、無線通信の機会を提供しています。
  7. 移動通信
     文京区の保有する新潟・箱根の宿泊施設で、移動通信訓練を行うことがあります。会員有志が関東近郊から移動運用することもあります。
  8. インターネット活用
    メーリングリスト、Facebook、Blog、Twitter、noraGateway、Peanut、DCSリフレクター、文京区防災アプリを活用して平時の活動円滑化を図ります。これらの活動は、非常時のバックアップ通信を迅速に構築することを念頭に置いています。

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BARDの通信手段 への3件のフィードバック

  1. JK4MRL/1 松永 のコメント:

    2項の周波数、144.5ではなく「145.0」(メインch)ではないでしょうか? 告示(使用区分)上の144.5だと狭帯域モード(SSB・AMなど)とVOIP(FM)の境界周波数です。

  2. JK4MRL/1 松永 のコメント:

    下にDOWNですよね。当局も勘違いしていました。早速の修正、ありがとうございました。

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