新出アマチュア無線用語

DCR デジタル簡易無線は、日本ローカルのライセンスフリー無線制度。Digital Convenience Radio。従事者資格は不要だが、購入後無線局登録手続きが必要。登録局と免許局制度があり、不特定と通信できるのは登録局。登録局は有償貸出や無償貸出が可能。通信用途は業務用とレジャー用が認められている。BARDが地域防災訓練用に推奨している方式は登録局。免許局はレジャー用途で使用できず、他の免許人との交信もできない。通称はデジ簡
RC ロールコール
Peanut アマチュア無線用VoIPでD-STARやWIRESとの接続サービスを含む。AndroidやWindows-PCから接続可能。D-STAR無線機は不要。 DVゲートウェイサービスは、IaaSで提供される。http://peanut.xreflector-jp.org/pdf/Peanut_Presen.pdf
Doozy Peanutの作者が開発中のアマチュア無線用VoIPサービス。D-STAR無線機などDV変換ハードウェア (DVゲートウェイ) が必要。dmonitorの簡易版じゃないかと思います。
JOTA Jamboree on the Airの略。
世界スカウト機構が主催する公式国際行事で、スカウトがアマチュア無線行事に参加し、電波を通じて国内各地や外国のスカウト仲間と交信し、お互いを理解し、知識と友情を深めることを目的とします。
1957年イギリスで行われた第9回世界ジャンボリー(スカウティング50周年記念ジュビリージャンボリー)でアマチュア無線のプログラムが提供されたのが始まりです。毎年10月の第3金曜日~日曜日の72時間運用されます。
JOTI Jamboree on the Internetの略。
世界スカウト機構が主催して行われる、比較的新しい、世界のスカウトの公式国際行事です。この「JOTI」は無線の代わりに、インターネットを利用して、JOTAと同じく情報を交換して友好を深めようとするものです。
近年では、インターネットチャットの他、FacebookやtwitterといったSNSでのつながりを活用したイベントや、Minecraftというゲームの仮想空間を使ったプログラムも登場して、盛り上がりを見せています。
SOTA Summits On The Air 。Summitsは山頂を指す。山頂運用活動全般を指す。SOTA日本支部が山頂リストや普及活動を行っている。
POTA  Parks on the Air 。公園からオンエアすることで公園利用を活性化しようとする運動。https://parksontheair.com/
DV D-STAR用語で、D-STARの通信手順の一。音声を量子化したデータストリームをAMBE2000方式で圧縮し、D-STAR委員会の公開するプロトコルにパケット化したもの。通信速度は4800bps。但し、標準DVモードペイロードには音声75%データ25%で構成される。2014年頃からDVパケットに100%データを載せるDV-fastモードが使われ始めた。そのほかに、データ送信のみ128kbpsのDDモードがあり、1.2GHz帯で用いられている。
LFR ライセンスフリーラジオの略称。
UHFCB アナログ方式の特定小電力無線、通称は特小
   
LCR デジタル小電力コミュニティ無線。従事者免許不要。無線機の申請不要。
dmonitor D-STAR用語で、D-STARをネット経由で利用するためのJARL公式ソフト。Windowsの他にRaspberry piでも動作するので、ポータブルホットスポット/ターミナルを構成できる。
別途ターミナルモード搭載DV無線機(DVゲートウェイ)が必要。
DVゲートウェイ機能 D-STAR用語で、D-STAR無線機の無線区間をインターネット等に置換できる機能。
無線機をマイクとして使うターミナルモードと、無線アクセスポイントとするゲートウェイモードがある。
ARDF かつてFOXハンティングと呼ばれていた競技の現代版スポーツ
電子QSL かつて紙で交換されていたQSLカードをインターネット経由でデータ交換する行為や媒体の総称。eQSL.cc参照。ARRLのアワード狙いならLoTWを参照。
HotSpot D-STAR用語で、JARLの採用した音声圧縮形式AMBEコンバータを内蔵した端末のこと。HotSpotの例
・ICOM製D-STARトランシーバ
・MMDVM
・ポータブルAMBEサーバー
養成課程 アマチュア無線を行う必須条件となる無線従事者免許証の取得条件を得るための制度。4級講習は2日間。3級講習は、4級保持者に対して1日間。2級講習は、3級保持者に対して46時間。 2021年度から4級2級3級各アマチュア無線技士のeラーニング講習が始まった。インターネットで通信教育を受講し、各地の民営試験所(CBTセンター)で修了試験を受ける。
無線機の保証認定 日本の無線制度は、電波法に適合した無線機器であることの認証を受けて、その認証番号を貼付することが求められている。この方法では、自作無線機や改造機の使用に多額の費用を要する。そこで、設計段階でアマチュア無線機としての適格性を専門家の確認行為をもって免許するために用意されたのが保証認定制度。無線局免許申請に際して、送信機の内部構成や性能確保の配慮事項等を記載した工事設計書を作成し、書面による保証認定審査を受けることで無線局として使用が認められる制度。
新技適機 新スプリアス規格の技適証明を受けた無線機で、総務省公表の適合済み無線機リストに掲載された無線機。
旧技適機 平成17(2005)年12月以前に出荷された技適機。無線局再免許申請前にしスプリアス確認保証を受けなければならない。但し移行期限が「当分の間」となったので、可及的速やかに保証を受けるか、無線局として使用しないことを検討する必要がある。
スプリアス確認保証 平成17(2005)年12月改正電波法により、スプリアス規格が厳格化された。旧技適機は「当分の間」引き続き免許されるが、改正電波法新スプリアス規定が適用される公示が出ると次の免許更新時に使用できなくなる。引き続き使用するには、アマチュアバンド外への漏洩電磁波を低減する帯域フィルタを追加するなどして電波の質を改善し、スプリアス確認保証機関の測定器で検査を受け、その結果をもってスプリアス確認保証書を添付しなければ免許されない。測定器は、公式に校正チェーンに紐づけられた測定器を用いる必要がある。ネット通販でスペクトルアナライザとアッテネータを購入してスクショを取る程度ではだめ。
hQSL hamlog QSLの略語。電子ログアプリhamlog利用者間のみで利用できる電子QSL交換方法。https://hamlog.sakura.ne.jp/mou/MailQSL.html
SV <span”>Summer Vacationの略
用例:SV移動中=夏休みなので移動運用しています</span”>
SDR Softwaer Difined Radio の略。近代においてアナログ計算機により行われていた変調回路が、デジタル回路やブログラム計算機の高速化により、ソフトウェアで記述できるようになった。
   

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