2018年8月8日の台風13号接近に伴う待機ロールコール

台風13号が接近しています。文京区防災課も明日から臨戦体制とのことですが、BARDも訓練として臨戦態勢を取りたいと考えます。

台風が接近し雨が強くなる明日の夕方から、台風が遠ざかる明後日の昼まで小石川430のD-STARを通じて交信を行いたいと思います。平日の昼を含み仕事がある方も多いと思いますので、より現実的な訓練として敢えてキー局を設けません。通常のBARD各局内の交信のように以下の通りで行いたいと思います。

1.呼び出し方

誰も出ていないと思われる場合

「訓練・訓練 CQ BARD各局、こちらは<コール>です。防災訓練でお聞きの局は応答願います。」

誰か出ている(交信中)場合

「ブレーク! こちらは<コール>です。」

2.キー局

交信が3局以上になった時は、最初にCQを出した局か、その場の流れでキー局を自主的に宣言して、交信をコントロールしてください。

3.交信内容

非常時を想定してそれぞれ短時間で交信を終えて、時間が許せば小石川430をワッチするようにしてください。

交信で伝えるべき内容は、次の3種類です。

A,「安否確認」チェックインのみでもOKですが、コールサインとRSレポート報告のみで結構です。

B.「情報提供」コールサインとRSレポートに続けて簡潔に

「訓練・訓練 情報を送ります。<情報の本体>」

を送ります。

各局は送られた情報を可能な限りメモしてください。 また送付する側は、相手が書き取ることを考えてゆっくりはっきりと伝えましょう。

<情報の本体>の例:

「21:00現在、不忍通りは通常通りの交通」

「8:00現在、雨音は強いが特に付近に冠水は見られない」

「10:00現在、雨が止みました。台風の目が通過中と思われます」

などなど、身近なことで結構です

情報を受け取った側(キー局)はポイントを復唱するようにしてください。

また、復唱した内容が不適格である場合は訂正を求めてください。

 

C.「要請・依頼」コールサインとRSレポートに続けて簡潔に

「訓練・訓練 依頼要請します。各局または特定の局 <依頼の本体>」

を送ります。

要請・依頼を行う際は、その後一時的に通信のコントロールを要請・依頼をした局に移して行います。これは情報の提供を依頼したり1時間後の交信を要請したりするということで、内容はメンバー各局に順次報告を要請したり、特定の局に情報提供をお願いすることです。

<依頼の本体>の例:

「BARD各局 21:30現在の状況を報告してください。順番はこちらから指定します。<xxさん>どうぞ」(後はロールコールに同じ)

「<特定局> 10:30現在の把握されている参加局数は何局ですか?」

情報の提供方法は、B.の「情報提供」の形式からRSレポートを省いた形で行います。

以上が基本です。細かいところは気にしなくて結構です。内容の復唱と場合により訂正など、「いつ」、「誰から誰へ」、「何を伝えたか」に注力しましょう。

台風接近を活用した交信訓練ですので、万が一ですが訓練が本番になった場合は(ならないことを願いますが)「訓練・訓練」を省くか「これは訓練ではありません」を入れて交信しましょう。

以上、いろいろと書きましたが、実際は形をあまり気にせず、皆さんが可能な時間に可能な範囲で交信をしてみませんか?

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